弱者救済は頑張っている人に対して失礼なのか?
経営状態は芳しくなく、鉄道の設備更新費用が出せずに
運行を継続できない事態に陥るなどの、数々の困難があった。
その逆境下、ネット上で自らの救済をお願いするのは勿論、ぬれせんべいや、
ネーミングセンス抜群な、自社の経営状態をそのまま表現した「まずい棒」などを販売し、
数々の窮地を乗り越えてきた。
ただこのコロナ過で、今まで以上の危機に立たされている。
「会社の危機なのだぁ~!」(アライさん)
すまん。少しふざけすぎた。
最近、銚子電鉄が始めたyoutubeチャンネル
「Official銚電izm」
その動画内で社長は「年度末には経営破綻であろう」と
コメントしている。
さらに「売れるものは何でも売って、お金に変える!」とのこと。
以前の煎餅等に加えて、線路の石(バラスト)やスライスカットした
レールの販売など、生き残るためなら、なりふり構わない様子だ。
こんな様子を見ていると、近頃は、弱者救済ということが、叫ばれている中、
銚子電鉄に限らず、窮地にある人、弱者なりに一生懸命生きている人がいて、
安易に税金や何かで救済するのは、頑張っている人々に対して失礼な気もする。しかし、会社も個人も潰れたら何もならない。
銚子電鉄に限らず、世の中には素晴らしいものが沢山ある。このコロナで自己責任だなんだで消えてしまうのは悲しすぎる。
ついでに、僕もスライスしたレールも買った。これからも応援したい。
届いたレールと手紙