クズにも成功者にもなれない。
いらすとやより
成功者というのは、テレビ、ネットを見れば、腐るほどたくさん出てくる。
インタビューを聞いていると、常人では厳しいと思うことばかりだ。
最近では、半沢直樹役の堺雅人さんが、台本のセリフの暗記や撮影当日のふるまいをシュミレーションするため、2時間しか睡眠しなかったとか。
ついに今夜9時、 #半沢直樹 最終回。
— 半沢直樹【応援ありがとうございました‼︎】 (@Hanzawa_Naoki) 2020年9月26日
みなさん、テレビの前でお会いしましょう! そして、ぜひ一緒に見届けてください。#みんなで半沢直樹見よう #tbs pic.twitter.com/49Uo9pd6yW
「堺雅人「半沢」現場の憔悴・・・2時間睡眠で朝までセリフ覚え」(女性自身より)
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1892065/
他、最近の話題ではないが、ユーチューバーのヒカキンさんが、成功するまでに働いていたスーパーマーケットのアルバイトを一生懸命に積極的にこなしていたというエピソードもある。
過去そんな記事を読んだが、あれ、その記事が見つからない………。
こういう具体例以外にも、成功するには、今の仕事や勉強をとにかく一生懸命やれというのは、よく聞く話。要は、成功者というのは、目の前の苦しいこと、嫌なこと、めんどくさいことから、逃げずに頑張っているということだ。
堺雅人さんの2時間睡眠は、健康的にキツイので難しいが、ヒカキンのスーパーの件であれば、
少し頑張れば、可能であろう。
とはいえ、僕がヒカキンの立場だったら、仕事をしっかり頑張るということはしないだろう。問題にならない範囲で適当に仕事をして、勤務明けのyoutube活動の体力を残そうとするだろう。
全てのことに全力投球するなんて、精神的にも体力的にもきつすぎるのだ。
それが出来ることからこそ成功者なのだろう。
成功するため、好きなことで生きていくためには、すべてのことに対して、全力投球すべきという理論はまちがっていない。
僕は仕事が嫌いで、アフター5で好きなことをやって、花を咲かせればいいじゃないかと入社当初から考えていた。そんなモチベーションだから仕事に真面目になれず、今日も仕事を少しだけ残して、早々定時で帰ってきた。
夕飯、風呂を終えて、今、この記事を書いてるが、
ちゃんと仕事できない自分に罪悪感と劣等感を感じている。そんな感情が頭の中でぐるぐるしているのだ。
今の仕事は人間関係も最悪で嫌いなんだから、罪悪感を感じる必要なんてないはずだ。
ただ、仕事を真面目に終わらせなかった後ろめたさや、そこからくるネガティブ感情に囚われてブログに全然集中できないのだ。
だから、そういう後ろめたさをなくすという意味でも、目の前の勉強や仕事を真面目にきちんとやれというのはその通りである。
とはいえ、仕事の内容や時間によって変わるが、1日8時間、普通に働くだけでも十分キツイ、そのうえさらに一生懸命にやるとか、付加価値を上げるとか無理である。
仮に、自分が頑張ったことが評価されても、仕事が増えて定時帰りできなくなるだけなので正直言ってこれ以上やる気が出ない。
僕はクズを貫くことも、成功を目指すために物事にストイックに取り組むこともできない様だ。
クズ化しようと思っても、後ろめたさや劣等感で落ち込むし、
じゃあ逆に、目の前のことについてストイックに取り組むか?と言われたら答えはノーだ。
これ以上仕事がきつくなるのは、勘弁してほしい。
もう、どっちかにすべきなんだろけど。
この葛藤のせいで前に進めない、優柔不断だ。