弱肉強食?なにそれ?おいしいの?

~実力、競争社会について考える男の娘の生活~

出会い系サイトへの挑戦~3 生活苦で体を売る女性達に遭遇

 

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(前回のあらすじ)
  確実に会うために、手当たり次第にコメントやマークを付けることを継続した。
すると、こちらにアプローチしてくれる女性の方やマークを付け返してくれる女性が増えてきたのであった。

  出会い系サイトの活動を続けていると、若い女の子からの連絡、マーク付けが増えてきた。
 若い女の子、特にきれいな人に関しては競争率が高く、基本的にこちらからアプローチしても
 向こうが気に入らない限り、基本的に向こうから返ってくることはない。
  実際、私よりいい男はいっぱいいるしな。そんな方々に勝つのは難しいのだ。
 一体なにがあったのか?

  若い女の子から、来た連絡内容はこういった趣旨の内容だ。
 「ちょっと寂しいから、会いませんか?」 「パートナー、セフレを探しています。」
  いきなりそれ? なんか怪しい。

 これに対して「よろしくお願いいたします」と返すと、
 
 「メアド教えてください」「ライン教えてください」いきなり連絡先を訪ねてくる。
 ますます怪しい。まず、お互いのこと訪ねて互いの素性をある程度知ってからじゃないの?

 そして、とりあえず連絡先を教えると……

 「2万円で、ここで待ち合わせてエッチしませんか?」みたいな連絡がくるのだ。
 そう、これは援助交際の誘いなのだ。

  しかし、援助交際は無しだ。これなら金払ってソープランド行った方がいい。
 そっちの方が安心できる。

  今回重要なのは、人に対して消極的だった私が、諦めずに粘って女性へのアプローチ
 を行い、相手からの信頼を経て会うことなのだ。そう、自分の力でつかみ取ることなのだ。

 お金でサクッと会うようなものではダメなのだ。
 なので、丁重にお断りした。

  だが、こういう援助交際の連絡が入ってくるたび、わかることは
 お金に困った女の子がお金欲しさに連絡してくるということ。
 
  それだけ、生活困窮している女性がいるという事実が改めて
 身をもって感じた。

  お金のために好きでもない男と寝なければいけない現実……
 いたたまれない。

  コロナの前から、困窮している女性が水商売に手を出すことはネットニュース
 で問題として取り上げられていたが、このコロナ過でもっと深刻化しているだろう。

  女の子からの連絡で多かったのが、飲食店や何らかの店員をやっていましたという、方が結構いた。もしかしたら、緊急事態宣言やその後の自粛により、客足が落ち、
 廃業や休業、自宅待機等で給料を手にすることができず、困窮した可能性がある。


  自分は今の所、やる気もなく、能力も無い社員をやっているにも関わらず、
 今の所クビにはなっていない。しかし、これは他人事じゃない。
  私もクビになれば、生活は困窮する。

  世の中が厳しくなっている現実を出会い系を通じて実感してしまった。
  
 次回に続く

 

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